はじめに
セマグルチド(Ozempic、Wegovy)やチルゼパチド(Mounjaro、Zepbound)を使っている人は、食事量が大幅に減り、時間とともに栄養が不足しやすくなることがあります。目的はサプリメントをたくさん摂ることではありません。食事量が少なくても、体に必要なビタミン、ミネラル、タンパク質、水分を十分に取ることが大切です。
まずは食事を基本にする
米国ライフスタイル医学会(American College of Lifestyle Medicine)、米国栄養学会(American Society for Nutrition)、肥満医学会(Obesity Medicine Association)、肥満学会(The Obesity Society)が2025年に共同で発表した勧告では、GLP‑1治療中に栄養価の高い食品を摂ることが強調されています。この勧告では、食欲やエネルギー摂取量が大きく減ると、重要な栄養素が不足するリスクが高まる可能性が指摘されています。
サプリメントは不足分を補えますが、脂肪の少ないタンパク質、野菜、果物、全粒穀物、豆類、ナッツ、種子、十分な水分の代わりにはなりません。摂取量が大幅に減っている場合は、医療提供者や管理栄養士に相談するよいタイミングです。
タンパク質を最優先する
タンパク質はビタミンではありませんが、GLP‑1で減量する間に最も重視したい栄養目標になることがよくあります。食欲が低下すると十分な量を食べにくくなり、筋力トレーニングをせずに急速に減量すると、脂肪だけでなく筋肉も失うリスクが高まります。
プロテインシェイク、ギリシャヨーグルト、カッテージチーズ、卵、魚、豆腐、豆類、脂肪の少ない肉は、好みや食べやすさに応じて役立ちます。毎回の食事と間食にタンパク質を取り入れることから始めるとよいでしょう。
医療提供者に相談したいサプリメント
適したサプリメントは、食事内容、検査結果、年齢、使用している薬、健康状態によって異なります。よく検討される選択肢には、次のようなものがあります。
- マルチビタミン・ミネラル: 全体的な摂取量が少ないときに、幅広い栄養の不足を補う助けになります。
- ビタミンD: 検査値、日光を浴びる量、食事からの摂取量が少ない場合に検討されることがあります。
- カルシウム: 乳製品やカルシウムを強化した食品が少ない場合など、骨の健康に大切です。
- ビタミンB12: 動物性タンパク質をあまり食べない場合や、メトホルミンを使用している場合は相談する価値があります。
- 食物繊維: 便秘に役立つことがありますが、十分な水分を取りながら少しずつ増やしてください。
- マグネシウム: 摂取量を満たす助けになる人もいますが、適切な量と種類が大切です。
減量サプリメントの主張には注意する
米国国立衛生研究所(NIH)のサプリメントに関する情報部門は、減量サプリメントには多くの成分が含まれていることが多く、処方薬のように規制されていないと注意を促しています。十分な根拠がないもの、薬と相互作用するもの、吐き気、下痢、不安、睡眠の問題を悪化させるものもあります。
医療提供者から特別な指示がない限り、GLP‑1に食欲抑制剤や刺激性のある製品を重ねて使うことは、一般的に勧められません。すでに食欲や消化が変化しているため、摂るものを増やせばよいとは限りません。
Shotsyで栄養を記録する
Shotsyは、Apple Healthからタンパク質、カロリー、食物繊維、水分、炭水化物、脂質を同期できます。毎日のメモにサプリメントの記録を加えると、エネルギー、便秘、吐き気、体重のトレンドの変化を時間の経過に沿って比較でき、何が違いにつながっているかを見つけやすくなります。
まとめ
GLP‑1使用中のサプリメント計画は、食事、タンパク質、水分補給、そして検査結果に基づく医療提供者の助言から始まります。マルチビタミン、ビタミンD、カルシウム、B12、食物繊維、マグネシウムが役立つ人もいますが、減量サプリメントの主張には注意が必要です。摂ったものと体調を記録し、実際のパターンに基づいて判断しましょう。
この投稿は情報提供のみを目的としており、専門的な医療アドバイスの代わりになるものではありません。薬や健康習慣を変更する前に、必ず医師に相談してください。